ご挨拶
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
30数年間にわたり高校の教師をしてまいりましたが、日々の仕事に追われる毎日であったように感じます。そのため、現職でいる間はなかなか立ち止まってゆっくりと自分の仕事や職場を見直すということができませんでした。
定年退職を迎え初めて自分の仕事内容への反省も含めてゆっくりと学校に関わるいろんなことを考えることができると感じ始めました。
学校に関わってきたわけですから、私のやってきた仕事の内容は生徒さんやその保護者の方にいい意味でも悪い意味でも大きく影響してきたと思われます。本来ならば、一定の期間ごとに立ち止まり、見直しをするべき必要もあったのではないかと感じています。
このサイトの目的
このため、当サイトでは学校に関するあらゆる問題を可視化することを目的にしております。「わかる授業」や「聞かせる授業」とはどんなものかを具体的に提案し、さらに、生徒を取り巻く全ての事柄にあらゆる角度から触れていきたいと考えております。
今まで体験してきた教員生活の記憶をすべて掘り起こし、現実の学校で問題とされる事柄や色々な悩みの解決に有効に活用したいと思います。
高校生及びその保護者の方が学校に関して感じる疑問点や高校の教員が感じるいろいろな問題点をともに考える場にできれば幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。
自己紹介です
古藤 俊(ことうしゅん) 大阪市に生まれる。小さい頃から昆虫・植物・天体・鉱物化石・電気回路などあらゆる理科的なことに興味を抱く。鳥取大学農学部農芸化学科を卒業し教育実習で感じた感動をもとに教員への道を進む。
大阪府下の大正・美原・夕陽丘・農芸各高等学校に勤務し30数年間、化学と生物を主な科目として理科の教員を勤める。生物の授業では「ファーブルの昆虫記」を教材に取り上げ、オオセンチコガネのライフサイクルに興味を持ち、農芸高校の牛舎から牛糞をもらい受けオオセンチコガネの飼育に取り組んだ。
また、春の女神と称される「ギフチョウ」にも興味を持ち、春先のシーズンは三重県伊賀市・大阪府金剛山等で観察に励んだ。このような取り組みは、実際の授業の話題として生徒の興味を刺激するのに大いに役立ったと感じている。在職中は進路指導部・生活指導部・保健部などに所属。
趣味は長年続けてきた写真で、現在も蝶・植物・風景・静物などを撮影。(1990年度日本カメラ社主催写真コンテストモノクロ写真小型部門年度賞第7位)